経営企画室
業務執行取締役への提言が
受け入れられた時の達成感
J.Iさん
2014年入社/文学部西洋史学科
現在の仕事内容を教えてください。
経営企画室は、業務執行取締役が適切な経営判断をできるようサポートをするための部署です。経営会議の運営、事業計画や月次報告の取りまとめ、経営方針の検討補佐、経営上のリスク管理など、様々な仕事がありますが、いずれも業務執行取締役と直接やりとりをする機会が多いため、緊張感があります。私が担っている業務の一例としては、業務執行取締役・本部長による経営方針検討のための資料の提案・作成です。検討のために必要な情報の収集と整理、成果物の提案などを、室長や他の室員と話し合いながら形にしていきます。必要に応じ、業務執行取締役や本部長に直接お話を伺ったり、他部署から情報を得たりなど、様々な人の力を借りて議論を推進しています。議論の結果は図や文書の形にして取りまとめ、最終的に社員に展開していきます。
社内の教育制度などを使って、今までどんなことを学びましたか。
また、今後どんなスキルを身につけていきたいですか。
業務の参考になればと、最近、中小企業診断士の勉強を始めました。今は補助制度を利用せず、空いた時間にコツコツと独学で勉強をしているのですが、内容がなかなか難しく、思うように勉強が進んでおらず…。改めてどう勉強を進めようか考えたときに、スクールに通う選択肢を取りやすいのは、当社の手厚い補助制度があってこそだと思いました。今は来年の試験に向けて準備中ですが、補助制度を利用して合格を目指したいです。
仕事の中でやりがいを感じた瞬間や
印象に残っているエピソードは?
業務執行取締役と直接やりとりする機会が多い仕事ですので、我々から業務執行取締役に意見や提言を行うことも多いです。そうした提言が受け入れられたときは、やりがいを感じます。例えば、経営方針を検討する場として業務執行取締役と本部長で構成される会議を新設してはどうか、という提案をしたことがあります。その際、会議の必要性や目的、今後その会議でどんなことができると良いかを、経営企画室の室員の皆で検討してプレゼンテーションを行いました。結果、会議が常設されることになり、経営方針に関わる様々な検討課題がその会議で取り上げられるようになりました。プレゼンテーション自体は拙いものだったと思うのですが、「そこまで考えているのならやってみたら」と背中を押していただいたのかな?と、今振り返ると思います。
JPRSについて、また学生へ一言お願いします。
就職活動の機会に、自分の性格、価値観、スキル、経験を見直すことが多くあると思います。自分のそれが会社にとって魅力的なのか、他人と比べてどうか、と悩みも深くなるかもしれません。ただ、そこで立ち止まったり虚飾に走ったりせず、「私はこういう人間だ」と割り切って、その割り切りに誇りを持って色々な会社との出会いを楽しんでほしいです。そのうちの一社が当社であればとても嬉しいです。
ある1日のスケジュール
- 09:30
- 出勤、部長間の情報交換会議に事務局として参加
- 11:00
- 経営方針検討用資料の作成
- 12:00
- 昼食
- 14:00
- 経理部とのミーティング
- 15:00
- 経営会議に事務局として参加
- 17:00
- 室員の作成した資料の確認、コメント
- 18:30
- 勤務終了
私のキャリアステップ
- 1年目
- サービス開発部で、主にプロジェクトマネジメントや開発計画の取りまとめを担当。
- 4年目
- 経営企画室に転属。事業戦略検討のための会議の運営などを担当。
- 7年目
- グループリーダーに昇格。
- 9年目
- 室長補佐に昇格。会議の運営に加えて、部下のマネジメントに関して室長のフォローを行う。
プライベートについて
クラフトビールが好きで、終業後は一人で自宅近くのバーに立ち寄ることが多いです。色々なブルワーやスタイルのビールがあって、ビール一つ取ってもなかなか奥が深いなあ、と思います。店員さんや常連のお客さんにも仲良くしてもらっており、異なる業種、異なる立場の方のお話を聞ける、良い機会にもなっています。