社員の声 Voices

技術研修センター:社員座談会

JPRSでは2020年に技術研修センターを設立。入社後の導入研修・各部研修(3ヶ月)に加えて、技術職採用者を対象に、技術基礎研修(6ヶ月)および技術専門研修(3ヶ月)を行っています。9ヶ月間、アプリケーション・サーバー/ネットワークの基礎から実戦までじっくり学ぶことで、出身学部によらず、業務に必要な技術を等しく身につけ、配属後スムーズに業務に取り組むことができます。

まずは、技術研修センターを立ち上げた理由を教えてください。

H.I未経験からでも一人前の技術者に育てるため、技術力を持った人はさらに専門性を高めるため、技術研修専門の部署である技術研修センターを立ち上げました。これまでは、各部署を経験しながらビジネススキルを身につける研修を3ヶ月行った後、すぐに配属となっていました。そのため、業務の一端を担いながら、少しずつ会社の全体像を知っていくという流れだったんです。しかし、会社全体の事業やサービス、それを支える技術を先に把握できているほうが、技術者にとっては個々の業務に取り組みやすいと考え、配属前にしっかりと技術研修を行うことにしました。事前にガイドブックを見て、その土地の情報を頭に入れておいたほうがより良い旅ができるように、この研修がガイドブックになればと思っています。また、技術の基礎から学べる研修なので、入社前の経験や知識を問わず、技術者として活躍できる人材を育成できるということも設立理由の一つです。

この新たな技術研修制度のことを知ったとき、どう思いましたか?

H.Y内定式のときに知って、すごくうれしかったです。私は大学で医療に関わるVR技術やシステムを専門にしていて、学んできた分野がJPRSの業務とは違っていますし、ソフトウェアの開発もWindows環境で行っていました。Linuxに触れる機会が多くなかったので、技術研修で勉強できると聞いて、不安が解消されました。

S.A私はJPRSの業務に必要だと思われる基礎的なことを大学で学んでいたので、研修期間が全部で1年あると聞いて、正直に言うと「長いなぁ」と思いました。

H.Yでも、お給料をもらいながら勉強ができるというのは、すごくラッキーだと思うよ。

H.Iふたりとも、すごく正直に答えるね(笑)

研修内容はどういったものでしょうか?

H.I当社が提供しているJP DNSやレジストリサービスなど、JPRS固有の知識に関しては、社内の技術者が講師となって研修を実施。一般的なITエンジニアに求められる知識に関しては、社外のスキルアップ研修を活用しています。また、知識が身についていることを確かめる意味でも、研修期間中にCCNAやLPICといった資格試験合格を目指して、カリキュラムを組んでいます。個々の研修内容については、私自身は技術者ではないので、彼らの配属先となるシステム部や開発部の方に相談しながら決めています。ただ、2020年から始まったばかりの制度ということもあり、彼らふたりの意見を聞いて、手探りで進めている部分もあります。

H.Y夕礼という形で、H.Iさんと研修の進捗状況を話す時間があるので、自分たちが受けた研修内容の感想を率直にお伝えしています。最初のほうの研修は、基礎中の基礎というような内容だったので、情報系の学部を卒業している人には不要だと思うとか、既知の内容であれば、好きなタイミングで動画を見るだけの研修でいいのではないかとか。

S.Aあとは、外部の講習だとインプットばかりなので、アウトプットの機会が欲しいとリクエストしたら、本当に用意をしてくれて。いろいろと臨機応変に対応してくださるので、すごく助かっています。

H.I最低限の基礎技術と実務で通用するレベルの応用技術の両方を身につけるという大前提はあるものの、講習よりも本で勉強するほうが身につきやすいとか、この内容の研修は彼には簡単すぎるとか、研修を受ける人に合わせて、今後もある程度はカスタマイズしていければと考えています。

リーダー:H.Iさん

リーダー:H.Iさん(入社年度 2014年)

H.Yさん

H.Yさん(入社年度2020年、現システム部)

S.Aさん

S.Aさん(入社年度2020年、現システム部)

どんなアウトプットの機会を用意されたのでしょうか?

H.Y備品管理システムを構築するという課題です。現状JPRSでは、社内備品を貸し出す際、名簿に日付と名前を書くというアナログな方法でやっているのですが、それをデジタル化するというお題をもらいました。

H.IS.AさんとH.Yさんには、それぞれで別のアプローチで作ってもらっていて、使いやすいシステムが構築できれば、実際に社内システムとして採用する予定です!

S.A社内で役立つものができれば、研修とはいえ、すごく達成感が味わえるのではないかと期待しています。

H.Yこれまでの研修内容を生かして、システムを構築するという課題だったのですが、実は私はちょっと違うことに挑戦しています。研修内容にはなかった最新のWEB技術を使ったシステムを作ろうと思って、自分で調べながらやっています。学生のときは、WEB技術の流行や最新の動向をそれほど追いかけてこなかったのですが、より便利で使いやすい備品管理システムが構築できればと思って。

H.Iその辺りは、結構自由にやってもらっています(笑)独自で学んだことも、今後の業務に生かすことができるのならOKというスタンスで見守っています。

S.Aただ、アウトプットをするときには、自分の経験不足を実感します。それなりに知識はあるので、なんとなくこうすればできるのではないかとイメージはできていても、実際には思うように手が動かなかったり、想定していたよりも時間がかかってしまったりと、苦労することが多々あります。

H.Iちょっと意地悪に思えるかもしれませんが、ふたりが課題に対して悩んで、試行錯誤しているところを見ると、私は手応えを感じますね。足りない部分や苦手なところを自覚し、この研修を通じて克服することで、彼らが成長する。そういう意味のある研修ができているということを感じる瞬間なので。

その他にも苦労したことや研修があって良かったことはありますか?

S.A法律に関する研修があったのですが、さっぱりわかりませんでした…。

H.Y社内の法務に関わる方が教えてくださったのですが、電気通信事業法とかは学生のときには全然学んでいないことなので、難しかったですね。著作権に関わることは少し知っていましたが、個人ではなく、組織だと権利がどうなるかなど、実務に即した内容ですごく勉強になりました。

H.I法律に関しては、すべて理解できるところまではやっていませんが、実務でその知識が必要になるときが来た際に、この研修で学んだことを見返せるようにと考えて、カリキュラムに組み込みました。

H.Yあと印象に残っているのは、JPRSの技術者の方がやってくれた研修ですね。DNSの教科書ともいえる本の監修をされているような、業界では有名な方なのですが、本には書かれていない裏話も聞けて、とても興味深かったです。

S.A技術研修のことを聞いて「そんなにやる必要あるのかな?」と最初は感じていたのですが、実際に受けてみると、自分に抜けている知識や不得意なことが明確になりましたし、前から知っている技術のことも再確認できて、より深く理解できたと思います。

では最後にお聞きします。おふたりはどんな技術者になっていきたいですか?また、どんな技術者になってほしいですか?

S.A私は一本芯になるような技術を身につけて、ひたすら専門性を高めていきたいです。マネジメントには今のところ興味がないので、自分で手を動かして作る人であり続けたいです。あまり目立つのは好きじゃないので、目立たないけど、いないと業務が成立しないと言われるくらいの技術者になりたいと思っています。

H.Y最終的な姿はまだ想像できていないのですが、ネットワークのことも、アプリケーションのことも、両方きちんと知識を身につけ、スキルに合わせた資格も取って、着実にキャリアアップしていきたいと思っています。あとは、人前で話をすることも好きなので、外部のカンファレンスなどに登壇するような仕事にも挑戦したいです。

H.Iこの技術研修は、基礎から応用までかなり幅広く満遍なく学べる機会です。なので、いろいろなことに触れて、知った上で、自分の得意分野を見つけて専門性を高めていってほしいです。この研修が、そのきっかけになればうれしいですね。あと、これは個人的な意見ですが、自分の思うままに突き進むことも、最先端のエンジニアになるには大切なことなのではないかと思っているので、ある程度自由度を高くできるよう、柔軟にサポートしていきたいです。